幅広い世代に注目されているライブ配信ですが、その活動スタイルは実にさまざま。
これからライブ配信を始めたい方の中には、身バレを気にされている場合もあるでしょう。そのような方におすすめなのが、2Dや3Dの架空のアバターを使用し配信を行う「Vライバー」です。
顔出しをせずにライブ配信を行えるため、身バレなどのリスクなく始められることが魅力。しかし、さまざまなライブ配信アプリが提供されている中で、どれを選ぶべきか悩まれている方も多いはず。
そこで今回は、Vライバーを目指す際におすすめのライブ配信アプリを4つピックアップし、その特徴などについてお伝えします。
1.Vライバー向けの配信アプリの選び方
Vライバー向けのライブ配信アプリを選ぶ際は、以下の内容を重視しましょう。
- Vライバーに特化したライブ配信アプリか
- 配信までの手順がシンプルか
- 収益化がしやすいか
ここでは、それぞれの内容について触れていきます。
1-1.Vライバーに特化したライブ配信アプリ
Vライバーとして活躍を目指すのであれば、当然ながらVライバーに特化したアプリを選ぶことが重要です。
さまざまなライブ配信アプリが提供されていますが、主なカテゴリは「顔出し配信」「ラジオ配信」「Vライバー」の3つに分類されます。
アバターを使用するVライバーを目指すのであれば、顔出し配信のアプリを利用しても意味がありません。
ポイント
そのためアプリを選ぶ際はVライバーに特化したものか、声のみのラジオ配信を選択しましょう。
1-2.配信までの手順がシンプルか
基本的にはどのアプリも配信までの手順はシンプルですが、念のためにチェックしておくと安心です。
ポイント
中には、配信までの手順が複雑で、始めるまでにいくつかのステップを踏む必要があるケースも少なくありません。
利用を検討する際は覚えておくと、スムーズに配信することができるでしょう。
1-3.収益化がしやすいか
ライブ配信は、リスナーからの投げ銭などで収益を得ることも可能です。
アプリによって還元率や収益化の仕組みが異なりますので、始める際は確認しておくことをおすすめします。
注意ポイント
また、ライブ配信アプリの運営企業をチェックしておくこともポイントの一つ。ホームページなどを確認し、情報が出てこない場合などは避けた方がいいでしょう。
2.Vライバー向けの配信アプリ4選
ここでは、前述したVライバー向けの配信アプリの選び方を踏まえた上で、おすすめのライブ配信アプリを5つ紹介します。
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2-1.Vライバーに特化し女性に人気の配信アプリ「イリアム」
多くのライブ配信アプリの中で、Vライバーに特化したアプリがIRIAM(イリアム)。
さまざまな事業を展開する株式会社DeNAが運営しています。
イリアムのライバーの大半は女性が活躍しており、年齢層は10代〜30代まで幅広いことが特徴です。配信に関するガイドラインや、サポート体制が整っていることも女性に人気の理由の一つでしょう。
また収益化のしやすさもイリアムの魅力。
ポイント
リスナーから贈られたギフトの総量によって収入が決まる仕組みで、還元率は15~30%と言われています。
その他にも、時間ダイヤと呼ばれる時給制度を採用しています。
これはライバーの配信時間を換算したもので、ランクが上がれば報酬も高くなる仕組みです。
2-2.トップクラスのライバー人数を抱え、男性の活躍も期待できる配信アプリ「17LIVE」
世界的に高い支持を集める17LIVE。
約5,000万ユーザーを抱え、国内認証ライバー数は72,000名を超えています。ライブ配信アプリの中でもライバー数が多く、男性の活躍も目立ちます。
アプリ内に「Vライバー枠」なども設けられており、多くのVライバーが利用しているライブ配信アプリです。Vライバー枠を利用する際は、パソコンが必要でしたが2024年4月よりスマホでも配信が可能となりました。
ポイント
公式に発表されている数値ではありませんが、17LIVEの還元率は20〜30%程度と言われています。
平均的な還元率なので収益面も安心です。
2-3.多くのユーザーを抱え収益化のハードルも低い配信アプリ「リアリティ」
REALITY(リアリティ)は、東京都港区に本社を構えるREALITY株式会社が運営するライブ配信アプリです。
2018年よりサービスを開始し、2022年にはダウンロード数1,000万を突破。現在は、世界63の国と地域で12言語に対応して世界中のユーザーに配信しており、グローバルで利用されるアプリとして人気を集めています。
リアリティで収益化を目指すのであれば「13歳以上」で、「SNSのアカウントを連携させる」ことが必要な条件です。
注意ポイント
誰でも1ポイント、1円で換金可能なLIVEポイントを貯めることできます。ただし、LIVEポイントの有効期限は獲得から半年間なので注意が必要です。
ユーザー数も多く収益化もしやすいため、初心者にもおすすめのライブ配信アプリです。
2-4.Z世代を中心に高い人気を誇る、音声のみのラジオ配信アプリ「スプーン」
これまで紹介してきた配信アプリは、アバターを活用したものを中心に紹介してきました。顔出しに抵抗がある方であれば、ラジオ配信アプリ「Spoon(スプーン)」もおすすめです。
スプーンの配信方法は以下の3つ。
- LIVE:音声のみのライブ配信方法
- CAST:あらかじめ音声を録音した配信方法
- TALK:お題についてボイスメッセージでコミュニケーションをとる配信方法
2018年に日本でリリースされたスプーンは、韓国発祥のサービスです。東京都千代田区に拠点を置くSpoon Radio Japanが運営しています。
グローバルで2,000万人超えのユーザー数を誇り、Z世代を中心に人気を集めています。ダウンロード数はグローバル累計で3,000万を超え、今後も成長が期待されるアプリです。
ライバー数の情報は確認できませんでしたが、他の配信アプリに比べイケボ・カワボ系のライバーの割合が高いことが特徴。
ポイント
また還元率は40%程度と言われており、他のアプリに比べ高い傾向にあります。
3.Vライバーとして収益化を目指す際のポイント
Vライバーとして収益化を目指すのであれば、ライバー事務所への所属をおすすめします。代表的な事務所は「カーブアウト」や、「WASABI」「321.inc」などが挙げられます。
フリーライバーとしても活動は可能ですが、収益の面では事務所に所属した方が以下のようなメリットが得られる傾向にあります。
- 時給報酬を得られる
- ボーナス報酬が付与される
- 報酬の還元率がフリーライバーよりも高くなる
- 高品質のイラストやアバターなどを無償で用意してくれる
- ライブ配信関連など、さまざまなサポートを得られる
上記以外にも、事務所独自の案件が豊富に用意されている場合などもあります。
ただし、全ての事務所が上記に当てはまるわけではありません。
注意ポイント
逆に還元率が下がってしまうなんてケースもあるため、事務所に所属を検討する際は十分に注意しましょう。
まとめ
今回は、ライブ配信の中でも「Vライバー」にスポットをあて、これから始める方におすすめのアプリを4つ紹介しました。
どのライブ配信アプリも取り組みやすいので、興味を持ったものがあればまずは挑戦してみましょう。
また収益化を目指すのであれば事務所への所属をおすすめします。多くのメリットがありますが、事務所によって内容は異なりますので、検討する際は自分に合った事務所選びを意識しましょう。
しかしながら事務所の数は多く、どれを選べばいいのか分からない方も多いはず。