2023年にリリースされた、新しいライブ配信アプリ「ColorSing」。
カラオケで有名な「JOYSOUND」と提携していることから、ColorSingは歌に特化したライブ配信アプリとして知られています。そのため、ColorSingでは他のライブ配信アプリでは著作権をはじめとした権利の関係から敷居が高いとされている「カラオケ配信」が、安心して利用できるのが特徴です。
「歌は得意だけれど、カラオケ配信には申請が必要なためなかなかできない」と、悩みを抱えているライバー(配信者)も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では歌の配信に特化したライブ配信アプリ、ColorSingについて紹介します。
1.ColorSingとは
そもそもColorSingとは「Colorsing株式会社」がサービスの開発・運用を行う、日本発のライブ配信アプリのこと。JOYSOUNDを提供する「株式会社エクシング」や、ライブ配信アプリ「Pococha」を運営する「株式会社ディー・エヌ・エー」からの出資・事業サポートを受けていることでも知られています。
そんなColorSingは、歌のライブ配信に特化しているのが特徴。JOYSOUNDと提携しているColorSingでは、選べる楽曲は10万曲以上と非常に多く、楽曲の利用に申請が不要です。
他のライブ配信アプリでは、カラオケ配信をする際に必要なことが多く、煩わしい手続きに困っていた方も多いのではないでしょうか。一方で、ColorSingは申請や確認を取らずに楽曲を利用することができます。
また、その他のライブ配信アプリでは、配信者をライバーと呼びます。一方で、ColorSingでは「Liveするシンガー」を意味する「Lシンガー」と呼ぶのも特徴です。
ポイント
歌のライブ配信を得意とするライバーや、歌には自信があるものの作詞作曲が得意ではないというライバーには、おすすめのライブ配信アプリだと言えるでしょう。
2.ColorSingでLシンガーになるためには
ColorSingでライブ配信をするには、運営が設けているLシンガーになるための審査を受け、合格する必要があります。
審査を受けるには、以下の3つのいずれかを提出する必要があるようです。
- YouTubeかXで自身が1分以上歌った歌動画のURL
- X上で「いいね」が500以上ついている自身が歌った歌動画のURL
- 1万再生以上のYouTubeの自身が1分以上歌った歌動画のURL
ライブ配信に審査を設けている背景には、ColorSingが重視する「歌で生きていく」ことの実現に対して「他社サービスの文化が強く出過ぎないようバランスを見る必要がある」という理由があるそう。そのため、審査を申し込んだユーザーが条件を満たしてた場合でも、ライブ配信が可能になるまでに少し時間がかかることもあるようです。
審査に合格してからライブ配信ができるようになるまで時間がかかるユーザーも、リスナーとしてライブ配信を視聴することはできます。
注意ポイント
ただし、審査に合格したユーザーでも、運営からの許可が下りるまでの間はライブ配信はできないので注意しましょう。
3.Lシンガーになる審査の申込方法
そもそもLシンガーの申込は自分で応募する方法と、他薦での応募があります。今回は自分で応募する方法を紹介します。
ColorSingにてLシンガーになるための申込をするためにはまず、アプリの登録から始めましょう。
- スマートフォンから、ColorSingのアプリをインストールする
- アプリを開き、LINEと連携、もしくはApple IDと連携してサインインする
- 各種注意事項などに目を通し「確認」を押す
- プロフィール画像やニックネームの設定、年代を入力し「登録」を押す
- 好きなアーティストを選択し「次へ」を押す
- 地域情報や、マイタウンを設定し「次へ」を押す
好きなアーティストの選択でアプリで利用できるコインが最大12コイン、マイタウン選択で最大10コイン獲得できます。
Lシンガーの審査申し込みには登録後、画面下部の中央にあるアイコンを選択しましょう。
すると、審査申し込みの案内が表示されます。Xを利用しているユーザーは、アカウントを連携することで、審査状況の確認が可能です。
案内に従い先に進むと、Lシンガー審査申し込みフォームが表示されるので、案内に従って入力しましょう。
審査通過の連絡は、XのDMに送られます。
注意ポイント
Xのアカウントを持っていない方は、事前に登録を済ませておきましょう。
まとめ
ColorSingは歌に特化したライブ配信アプリです。JOYSOUNDと提携しているため、選べる楽曲が豊富なのはもちろんのこと、他のライブ配信アプリで歌配信をする際に必要な楽曲の利用申請が不要なのが特徴。
そんなColorSingでは、ライバーのことをLシンガーと呼びます。Lシンガーになるためには審査を受け、合格する必要があるのがポイント。
歌で生きていくことをライブ配信という領域を通じて実現したい方にとって、今後ColorSingが重要なプラットフォームになるかもしれません。