ライブ配信アプリと聞くと、若年層向けのコンテンツなのではないか?大人が利用しても大丈夫?などの疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
いざ大人向けのライブ配信アプリを利用しようとアプリを探してみるも、利用してみなくてはどんなアプリなのかもわからないものです。
そもそも近年、人気コンテンツとされているライブ配信には数多くのアプリが存在し、利用ユーザー層や年齢もアプリによってさまざま。どれが自分に合っているのか判断するのは非常に難しい状況だと言えるでしょう。
本記事では大人でも利用できることを条件におすすめのライブ配信アプリを10個厳選し、特徴や魅力などについてお伝えします。
1.大人でも利用できるライブ配信アプリの選び方
大人向けのライブ配信アプリを選ぶ際におさえておきたいのが以下の3つのポイントです。
- 利用しているユーザーの質と量
- 安全性に利用できるアプリか
- アプリのユーザーからの評価
それではそれぞれの解説を見ていきましょう。
1-1.利用しているユーザーの質と量
大人向けに限らず、ライブ配信アプリを選ぶ際に重要視したいのが、利用するユーザーの質と量です。ライブ配信アプリにはさまざまな種類が存在しますが、アプリごとに利用するユーザー層も全く異なります。
そのため、さまざまな層のユーザーが利用するライブ配信アプリを選ぶのがおすすめです。利用ユーザーが多いアプリの場合、リスナーとして視聴する場合でも好みの配信が見つかりやすいのがポイント。
さらに、ユーザーの多さは稼ぎやすさにも直結します。ライバーとして収入を得るためにはまず、自身のライブ配信を気に入ってくれるリスナーを獲得する必要があります。ユーザーが多いライブ配信アプリは、自身を気に入ってくれるリスナーが見つかりやすい環境だと言えるでしょう。
そして、ユーザー層もライブ配信アプリを選ぶううえで非常に大切な要素です。ライブ配信には、カラオケやダンス、Vライバー系など、さまざまな配信ジャンルがあります。
ポイント
そして、その特徴はアプリによって全く異なるため、まずは自分がライブ配信アプリで何をしたいのかを明確にしておくと良いでしょう。
1-2.安全性に利用できるアプリか
ライブ配信アプリを選ぶ上で、アプリの安全性も非常に重要なポイントです。
重視したい点は、アプリ利用者のモラルやマナーと、運営が安心できるかどうかの2つ。
特に重要なのは、ライブ配信アプリの運営です。
ポイント
怪しい企業や小規模の企業が運営しているライブ配信アプリの場合、管理が行き届いておらず、ユーザーのマナーが悪いケースも多々みられます。
さらに、課金が反映されないなど、トラブルが起きた際の対応が不安なケースも多いため、選ぶ際には参考にしておきましょう。
規模の小さいライブ配信アプリの場合、お問い合わせに対する返答も雑なことが多いため、おすすめしません。
1-3.アプリのユーザーからの評価
大人向けのライブ配信アプリを選ぶうえで、アプリ利用者からの評価も大切な指標です。
ライブ配信アプリの評価は、App StoreやGoogle Playをはじめとしたアプリ配信ページで確認できます。不安を持っている方は予め確認しておくと良いでしょう。
2.大人向けのライブ配信アプリ10選
さまざまなライブ配信アプリが提供されていますが、今回は以下の10個に絞り魅力などについてお伝えします。
- ポコチャ
- 17LIVE
- イリアム
- カラーシング
- ショールーム
- ビゴライブ
- ハクナ
- ふわっち
- トークライバー、マシェライブ
- stand.fm
それではそれぞれ詳しく見ていきましょう。
2-1.月間アクティブユーザー数500万人を超える人気ライブ配信アプリ「ポコチャ」
ポコチャは日本の株式会社DeNAが運営するライブ配信アプリです。そのため安全性も高く、利用するライバーは質が高く人数も多いことが特徴。
ポイント
月間アクティブユーザー数は約500万人。国内ライブ配信アプリNo.1とされ、圧倒的な人気を誇っています。
ユーザー数が多いことからライバーの質も高く、さまざまなジャンルの配信を楽しむことができるでしょう。
2-2.国内ライブ配信アプリの中でも高い人気を誇る「17LIVE」
東京都港区に拠点を置く17LIVE株式会が運営する、ライブ配信アプリ「17LIVE」。
当アプリは利用者からの評価も非常に高く、ユーザー数も国内トップクラスのライブ配信アプリです。そのため、ライバーとしての利用はもちろんのこと、リスナーとして視聴するだけでも充分に楽しめるアプリと言えるでしょう。
ポイント
固定の時給報酬も用意されているため、ライバーとして活動する場合は稼ぎやすい環境です。
さらに、ユーザー数が多いだけにライバーの質も高く、ギフトをはじめとした無課金で楽しめる要素が充実しているのもお勧めできる点です。リスナーとしても刺激的なライブ配信が楽しめるのではないでしょうか。
2-3.Vライバーアプリで圧倒的な人気を誇る「イリアム」
IRIAM(イリアム)は、株式会社DeNAを親会社に持つ株式会社IRIAMが運営するライブ配信アプリです。Vライバー系アプリの中では圧倒的な人気を誇っています。
Vライバーアプリの中でもトップシェアを誇るイリアム。そのため利用ユーザーも非常に多く、さまざまなVライバーの配信を楽しむことができます。
ポイント
イリアムは、VライバーやVTuber好きの方には非常におすすめできるアプリと言えるでしょう。
2-4.カラオケ配信に特化したライブ配信アプリ「カラーシング」
ColorSing株式会社が運営するライブ配信アプリ「カラーシング」。
国内最大級の配信アプリ「ポコチャ」を運営する「DeNA」やカラオケ機器「JOYSOUND」を提供している「エクシング」が出資や事業をサポートしています。
サービスが始まったのは2023年と歴史は浅いですが、カラオケ配信に特化していることもあり高い人気を誇ります。
無課金で楽しめる要素も充実しているため、さまざまなライバーの歌配信を無料で楽しむことができます。
ポイント
歌のみを視聴したいユーザーにとって、カラオケ配信を探す手間も少なく、非常におすすめできるアプリと言えるでしょう。
2-5.アイドルやタレント、芸能人を中心に配信されている「ショールーム」
2013年にサービスを開始した「SHOWROOM(ショールーム)」。東京都渋谷区に本社を構えるSHOWROOM株式会社が運営するライブ配信アプリです。
2021年時点での累計アプリダウンロード数は約320万、月間アクティブユーザー数はおよそ50万人程度です。ライバーはアイドルやタレント、芸能人、それらを目指す女性が多いことが特徴。
ポイント
視聴方法も配信方法も簡単で、初心者でも扱いやすいプラットフォームです。
2-6.ユーザー数の多さ、海外向け配信を楽しみたい方は「ビゴライブ」
ビゴライブはシンガポールの企業が運営するライブ配信アプリです。全世界での累計DL数は4億を突破し、利用ユーザー数も充分と言えるでしょう。容姿端麗なライバーが多いことでも知られています。
国外ライバーも多く存在し、バリエーションに富んだライブ配信が視聴できるのも魅力の一つ。さらに、イベントも多く開催しているので、好きなライバーを応援するなどの楽しみ方もできます。
ポイント
国内外のユーザーが利用しているということもあり、刺激的な配信をするライバーも多いので、多種多様な配信が楽しめます。
2-7.ラジオ配信が人気のライブ配信アプリ「ハクナ」
ライブ配信アプリを利用するにあたって、気になるのが顔バレです。そんな方におすすめなのが、ラジオ配信に特化したHAKUNA(ハクナ)です。
韓国で誕生した配信アプリで、日本では2019年にリリースを開始しました。
運営するのは株式会社MOVEFAST Company。
顔出し不要のHAKUNAはライバーの参入障壁がかなり低いため、大人でも無理することなくライブ配信が楽しめるでしょう。
ポイント
さらに、ラジオに特化しているだけあって、ラジオ配信のバリエーションが豊富なのも嬉しいポイントです。
2-8.幅広い世代が利用するライブ配信アプリ「ふわっち」
幅広い世代が利用しているふわっち。
運営するのは株式会社A Inc.。月間アクティブユーザー数は約22万人を超えています。
顔出しありでも顔出しなしでも活動できるライブ配信アプリです。また他のアプリでは、配信時に飲酒や喫煙が禁止されているケースが多いですが、ふわっちは許可されていることも特徴です。
無課金で楽しめる要素が非常に多いためリスナーとしても充分に楽しむことができます。
ポイント
ふわっちの雰囲気は、他のライブ配信アプリと比較してもかなり異質。刺激的な配信をするライバーも多く、他のアプリでは得られない体験が味わえるでしょう。
2-9.女性ライバー専用の「トークライバー」、男性リスナーメインの「マシェライブ」
トークライバーは、女性ライバー専用のライブ配信アプリです。そのため、一般的なライブ配信アプリにはあまり見られないアダルトなライブ配信や刺激的な内容のライブ配信が多いのが特徴。
ライブ配信を視聴するには、マシェライブというリスナー専用のアプリを利用する必要があります。トークライバーが女性専用ということもあり、マシェライブのユーザーの多くは男性がほとんど。
どちらのアプリも株式会社マシェラバトークが運営しています。
ポイント
トークライバーはライバーとリスナーの層が全く異なり、他のライブ配信アプリでは味わえない雰囲気を楽しむことができます。
そのため、好みは両極端に分かれるものの、ハマる人にはハマるアプリと言えるでしょう。
2-10.落ち着いた雰囲気を楽しむことができるライブ配信アプリ「stand.fm」
stand.fmは、落ち着いた雰囲気がお好みの大人におすすめのライブ配信アプリです。他のライブ配信アプリと比べてアプリユーザーの年齢層が高く、ゆったりした雰囲気のライブ配信を楽しむことができます。
株式会社stand.fmが運営するアプリで、月間アクティブユーザー数は20万人程度です。
ポイント
若年層の少し賑やかすぎる雰囲気よりも、落ち着いた雰囲気の配信が好みなユーザーにはおすすめのライブ配信アプリと言えるでしょう。
3.ライバー、リスナー別のライブ配信時における注意点
本項ではライブ配信アプリの注意点を、ライバーとして利用する場合と、リスナーとして利用する場合に分けてご紹介します。
3-1.ライバーとして利用する際の注意点
ライブ配信アプリでライバーとして活動する場合の注意点は、以下の5つ。
- ライブ配信中の言動に気を付ける
- SNSの裏垢は作成しない
- 個人情報の流出に気を付ける
- 顔出しでライブ配信する場合、知り合いにバレる可能性も考慮する
- リスナーとリアルで会うのは極力避ける
ライブ配信アプリを利用する際の最低限のマナーとしておさえておきましょう。
3-2.リスナーとして利用する際の注意点
リスナーとしてライブ配信アプリ利用する際は、以下の5つの点に注意が必要です。
- 無理な課金をしない
- ライブ配信を荒らさない
- ライバーに恋をしない
- リアルで会おうとしない
- 個人情報を特定をはじめとしたストーカー行為をしない
ライブ配信アプリを利用する際の最低限のマナーとしておさえておきましょう。
リスナーとして利用する場合には、ライバーや自分以外のリスナーに迷惑をかけないように配慮することが非常に大切です。日頃から心がけ、マナー・モラルを忘れず適切にライブ配信アプリを楽しみましょう。
まとめ
本記事では大人でも利用できることを条件に、おすすめのライブ配信アプリ10選を紹介しました。またライブ配信アプリを利用するにあたっておさえておきたいポイントを、ライバー、リスナーの観点からお伝えしました。
大人向けのライブ配信アプリを利用する場合、利用しているユーザーの質と量や、安全性に利用できるアプリかどうか、アプリのユーザーからの評価が非常に重要です。
今回ご紹介したライブ配信アプリは、基本的に無料で楽しめるものをピックアップしました。そのため、まずは興味のあるアプリをダウンロードし、ライブ配信を視聴することから始めてみましょう。
大人としての自覚・節度を持って利用することで、ライブ配信アプリを楽しんでいただけるのではないでしょうか。
本記事が皆さんのライブ配信アプリ探しのお役に立てれば幸です。