ライブ配信で利用されるアーカイブ機能。これは全てのライブ配信アプリに搭載されているわけではなく、一部の配信アプリに採用されている機能です。
配信アプリの一つ「ふわっち」では、アーカイブ機能が搭載されているのか気になるところ。
そこで今回は、数ある配信アプリの中からふわっちにスポットをあて、アーカイブ機能について説明します。
1.ふわっちではアーカイブ機能を利用できる?
ふわっちにはアーカイブ機能が搭載されていますが、配信者以外の方がライブ配信された動画ファイルをダウンロードできない仕様になっていることがポイント。
つまり、動画を配信した本人が公開していなければ視聴することはできません。
ポイント
非公開配信の場合、配信終了から30日で配信履歴から削除されてしまうので、アーカイブしたい場合はダウンロードして保存しておく必要があります。
スマホからのダウンロード方法は以下の通り。
- 自分の配信履歴画面の「非公開中」からダウンロードしたい動画をタップ
- 画面右上の「⋮」をタップ
- 「ダウンロード」をタップ
- ダウンロードの準備が終わったら、配信画面右上の 「⋮」をタップ
- 「ダウンロードできます」をタップし完了
PCでの場合は以下の手順を踏みましょう。
- プロフィール画面を開き「配信履歴」からダウンロードしたい配信を選択
- 配信画面右上の「動画ダウンロード」ウをクリック
- ダウンロードの準備が完了したら「ダウンロード開始」をクリックし完了
スマホでもPCでもダウンロードは可能ですが、コメントは表示されず映像のみとなります。
2.【リスナー向け】ふわっちでアーカイブを視聴する方法
ふわっちで過去の動画が公開されているかの確認方法は、視聴したいライバーのプロフィールから「配信履歴」をチェックしましょう。
2-1.スマホからアーカイブを視聴する方法
スマホからアーカイブを視聴する方法を解説していきます。
- 画面右下の「マイページ」をタップ
- 「プロフィール」を開く
- プロフィール画面の右側に表示される「配信履歴」をタップ
- 動画のサムネイルをタップ
これでアーカイブ動画を視聴することができます。
ただし、ダウンロードはできません。
ポイント
あくまでも配信者が公開している場合のみ過去の動画を視聴することができます。
2-2.PCからアーカイブを視聴する方法
PCからアーカイブを視聴する方法を解説していきます。
- 画面右上の「プロフィールアイコン」をクリック
- 「プロフィール」を開く
- 画面右側に表示される「配信履歴」をクリック
- 視聴したい動画を「クリック」
これでPCでも再生することができます。
ポイント
スマホ同様に、アーカイブ動画を保存することはできないことを覚えておきましょう。
3.ふわっちのライブ配信を録画する方法
ふわっちはアーカイブ機能が搭載されていますが、お気に入りのライバーのライブ配信が配信履歴に残るとは限りません。
ライブ配信をデータで残したい場合は、録画することを検討しましょう。
リスナーが画面録画ツールで録画する場合、運営者やライバーにばれる心配はありません。
注意ポイント
ただし他人の配信を許可なく録画すると、著作権法違反と判断されるケースがあります。個人的な利用の範囲とし、違法アップロードしないように注意してください。
ここではライブ配信を録画する方法を紹介します。
3-1.iOSでライブ配信を録画する場合
録画する際はiPhone6以降の機種、またはiOS11以降なら別途アプリを用意しなくても録画できます。
iOS11を搭載した機種には画面録画機能というシステムが利用でき、それを活用することでライブ配信を録画しましょう。
ポイント
ただし、画面録画機能はデフォルトでコントロールセンターに登録されてはいないので、使用する際は事前に登録する必要があります。
まずはiPhone側の設定を進めていきます。手順は以下の通り。
- iPhoneの歯車マークアイコンの「設定画面」を開く
- 設定画面の中の「コントロールセンター」をタップ
- 下方にある「画面収録」の左側の「+」をタップ
- 画面上部の「含まれているコントロール」に追加されていることを確認
これでiPhone側の設定は完了です。次にふわっちのアプリを起動し、録画したいライブ動画ページを表示してください。ログインしていないと視聴できないので、アカウント登録は必要です。
そして以下の手順で録画します。
- 録画したいライブ動画ページを表示
- スマホ画面を下から上へスワイプしコントロールセンターの「画面収録」ボタンをタップ
- 録画終了する場合は、再度コントロールセンターの「画面収録」ボタンをタップ
これで録画が完了です。
録画された動画は写真アイコンに保存されていますので、マイアルバムのビデオ項目からデータを確認・視聴ができます。
3-2.Androidでライブ配信を録画する場合
Androidの場合は別途レコーダーアプリが必要です。レコーダーアプリはさまざまな種類が提供されており、無料のアプリも多いのでお気に入りのものを選択しましょう。
今回はレコーダーアプリの中でも無料で使用しやすい「Mobizen Screen Recorder」を例に手順を説明します。まずは、レコーダーアプリ「Mobizen Screen Recorder」をダウンロードした状態でふわっちを開きましょう。
- 録画したいライブ動画をタップ
- レコーダーアプリを開き録画マークをタップ
- 録画終了する場合は再度レコーダーアプリの録画マークをタップ
以上で録画は完了です。
ポイント
録画された動画データはアルバム内に保存されているので、そちらから確認・視聴しましょう。
3-3.Windowsでライブ配信を録画する場合
Windows10以降であれば、別途アプリを用意することなく標準機能でライブ配信を録画することができます。
ポイント
「Game DVR(ゲームバー)」というアプリがデフォルトで設定されており、ゲームだけでなくPC上に表示される画像や映像、内部音声データなどが保存可能です。
手順は以下の通り。
- ふわっちで録画したい配信を選択
- 「Game DVR」を起動
- アプリを呼び出すとポップアップが表示されるので「□はい、これをゲームとして記憶します。」にチェック
- 表示されるGame DVRのメイン画面にある赤いボタンをクリックし録画を開始
- 停止する際は「□」アイコンをクリック
- 最後に録画終了後「■」アイコンをクリックして録画を終了
これで終了です。Game DVRを起動する際は「Windows ロゴ」+「G」キーを同時に押すとショートカットができます。
注意点としてはGame DVRが録画できるのは、選択したアプリのウィンドウのみということ。またPCの全画面を録画することもできません。
二画面同時録画といった使用もできず、録画中にアプリのウィンドウを全画面表示に変更したり、最小化したりした場合は、録画が終了してしまうので注意してください。
3-4.Macでライブ配信を録画する場合
Macの場合は標準で搭載されている「QuickTime Player」を使用しライブ配信を録画します。
その際の手順は以下の通りです。
- QuickTime Playerを起動
- ふわっちで録画したい配信をクリック
- QuickTime Playerの「ファイル」から「新規画面収録」をクリック
- 録画ボタンをクリックしふわっちのライブ配信画面に切り替える
- 録画を終了する際は録画ボタンと同じ位置にあるボタンをクリック
4.ふわっちでライブ配信を録画する際の注意事項
ライブ配信を録画する際はいくつか注意点があります。
前述した通り、画面録画ツールで録画する場合、運営者やライバーにばれる心配はありません。
注意ポイント
ただし他人の配信を許可なく録画すると、著作権法違反と判断されるケースがあります。個人的な利用の範囲とし、違法アップロードしないように注意が必要です。
万が一動画投稿サイトや、SNS上に無断でアップロードすると著作権の侵害となり、訴えられる可能性が高くなるので実施しないでください。
また前述した方法で、録画ができないケースも少なくありません。理由としては、それぞれのソフト開発者の仕様変更によるもの、またはスマートフォンやパソコンのオペレーションシステムの定期アップデートなどが考えられます。
以前まで使用できていたにも関わらず録画ができなくなった場合は、別の録画ソフトを試してみることをおすすめします。
端末によっては専用ソフトのダウンロードが必要です。以下の端末の場合は、それぞれ専用ソフトをダウンロードしてください。
端末 | 専用ソフト |
iPhone5・iOS10以下 | ApowerREC |
Androidスマホ | Mobizen Screen Recorder、AZ スクリーン レコーダー、XRecorder |
Windows9以下 | AnyMP4(AnyMP4スクリーンレコーダー) |
まとめ
ライブ配信アプリ「ふわっち」には、アーカイブ機能が搭載されていますが、配信者が公開していなければ過去の動画は視聴することはできません。
各種端末でライブ配信を録画することは可能ですが、動画投稿サイトや、SNS上に無断でアップロードすることは避けましょう。
自分で録画した動画は手軽に見返すことができるので試してみてはいかがでしょうか。