日本発の動画共有コミュニティアプリ「ミクチャ」。リアルタイムのライブ配信サービスを提供していることで広く知られています。
ミクチャは、音楽の著作権を管理する「JASRAC」や「NexTone」と提携しているのが特徴です。そのため、権利の関係から、他のライブ配信アプリでは難しいとされているライブ配信内での楽曲の利用ができます。歌の配信を得意とするライバー(配信者)には、おすすめのライブ配信アプリと言えるでしょう。
今回は、ミクチャの概要や配信方法について解説します。
1.ミクチャとは
そもそも「ミクチャ(旧名称「MixChannel)」とは、日本の企業「株式会社DONUTS」が運営する日本発の動画コミュニティサービスのこと。
元々ミクチャは、ショート動画の投稿をするサービスとして誕生しました。ライブ配信機能が実装されたのは2017年3月のこと。昨今ライブ配信サービスの需要が高まったことから、現在ではミクチャの主力機能になっています。
そして、ミクチャのライブ配信機能は、誰でも簡単に利用できるのがポイント。
また、ミクチャには、顔出しせずにライブ配信ができる「ラジオ配信機能」や、スマートフォンの画面をミラーリングすることでゲームを配信できる「ゲーム配信機能」をはじめとした、ライブ配信アプリの人気機能が豊富に揃っています。さらに、楽曲の著作権を管理する「JASRAC」や「NexTone」と提携していることから「カラオケ配信」で、さまざまな楽曲が利用できるのも魅力です。
ポイント
ミクチャは、ライブ配信アプリを初めて利用するユーザーも、簡単に楽しめるアプリと言えるでしょう。
2.ミクチャの配信方法
ミクチャでは、アカウントを作成しなくてもライブ配信を視聴できるため、リスナーとしてであればアプリさえダウンロードするだけで楽しめます。一方、視聴以外の機能を利用する場合は、アカウントの作成が必要です。
本項では、アカウント作成とライブ配信の方法に分けてミクチャの配信方法を解説します。
2-1.アカウント作成
ミクチャが対応しているスマートフォンのOSは、iOSとAndroidの2種類です。
まずはミクチャのアプリをダウンロードしましょう。iOSを利用している方はApp Storeから、Androidの方はGooglePlayからダウンロードしてください。
- ミクチャを開き「新規登録」を選択する
- SNSアカウントと連携する
- 性別、生年月日を入力する
- おすすめのライバーを選択し「次へ」を選択しり
- アカウントの登録完了
ミクチャは、LINE・Google・Apple ID・X・Facebookのアカウントとの連携に対応しています。アカウントを連携することで、情報入力の手間を省くことが可能です。
注意ポイント
ただしアカウントと連携した場合は、ユーザー名とプロフィールのアイコンが自動で設定されることがあるため、自身でプロフィールを設定したい方は注意しましょう。
2-2.ライブ配信の方法
配信を開始する前に、自己紹介やプロフィール画像、SNSのURLなど、プロフィールを設定しておくのがおすすめです。
- ホーム画面下部の中央にあるビデオのアイコンを選択する
- 各種配信方法を選択する
- カメラや写り方、フィルターなどの機能を調整する
- 「LIVE START」を選択し、ライブ配信を開始する
ライブ配信を始めるまでに必要なのは、誰でもできる非常に簡単な操作。操作自体は簡単なので、ミクチャでのライブ配信を成功させるポイントを押さえておくことが大切です。
ポイント
まずはフィルターなどの機能をおさえ、見せ方にこだわることを重視してみましょう。
3.ミクチャの配信を成功させるコツ
ミクチャでのライブ配信を成功させるには、リスナーとの積極的なコミュニケーションや定期的な配信、SNSの活用など、一般的なライブ配信と同様に押さえておくべきポイントを理解し、実践することが大切です。
加えて、ミクチャならではのライバーへの応援機能もあわせて理解しておきましょう。ミクチャには、ライバーへの応援度を表す指標の「ガチファン機能」や、リスナーが月額制で加入できる「ファンクラブ機能」などがあります。
ポイント
ミクチャ特有の機能について知ることで、よりライブ配信の成功に近づくでしょう。
まとめ
ライブ配信やショート動画の投稿機能で知られている、株式会社DONUTSが運営する日本発の動画共有コミュニティアプリ「ミクチャ」。
誰でも簡単に利用できるだけでなく、楽曲の著作権を管理するJASRACやNexToneと提携していることからさまざまな楽曲を配信に利用できるのがミクチャの特徴であり、メリットです。配信方法やリスナー獲得方法をしっかり把握することが、ミクチャでのライブ配信成功につながります。