「顔出しをせずライバーとして活動したい。」
そんなニーズにマッチしているのが、Vライバーという配信形態です。アバターを使ったオリジナルキャラクターとして配信ができるので、顔出しに抵抗がある場合でも安心です。
しかし、実際にVライバーになるためにはどのようなアプリを使用したらいいのでしょうか。また配信を行う際に準備すべきものも気になるところ。
今回は、Vライバーになるための方法や必要な準備について、Vライバーの適性も含めて解説します。
1.Vライバーになるには?
Vライバーを目指すのであれば、まず自分がVライバーとして活動するためのアプリを選択します。
ポイント
Vライブ配信にはさまざまな種類がありますが、IRIAM(イリアム)やREALITY(リアリティ)をはじめ、Mirrativ(ミラティブ)や17LIVE(イチナナライブ)など、その種類は非常に豊富です。
使用するアプリを選択したら、アプリ内でのキャラクター設定を行います。
アプリ内で用意されているキャラクターを使用できる場合もあれば、自分でイラストをアップロードするケースもあるため、アプリごとのキャラクター設定方法を事前にチェックしておきましょう。
初心者の場合は、イラストを自作するのに時間がかかる場合も多いため、アプリ内のアバターを使用してキャラクター設定ができるものをおすすめします。
キャラクター設定までを終えたら、配信を開始できます。
2.Vライバーになるための準備について
Vライバーを目指すうえでは、アプリ内での設定に加え、配信に必要な環境を用意することも大切です。
例えば、配信を行う部屋。配信する場所が自分の部屋だと、配信時の音声が近隣住民の迷惑になってしまう可能性があります。自分の部屋での配信が難しい場合は、専用のレンタルスペースを活用しましょう。
レンタルスペースであれば、費用はかかるものの防音設備や照明、音響が整っているなどのメリットも。
また、スマートフォンで配信をする場合は、スマホスタンドを用意しておくのもおすすめ。スマホスタンドがあれば手持ちで配信をする必要がなくなり、かつ画角を固定することができます。
「1.Vライバーになるには?」の項目でも説明しましたが、キャラクター設定の詳細を決めることも大切。配信内容や自身の性格・趣味にマッチした雰囲気のキャラクターになっているか、あらゆるコンテンツに対応可能なデザインかどうかなど、さまざまな視点からキャラクターを決めましょう。
ポイント
特にキャラクター設定はVライバーとしての方向性を決めるうえで非常に重要なプロセスであるため、リスナーを意識して設定する必要があります。
3.Vライバーに向いている人の特徴は?
Vライバーに向いているのは、顔出しせずライブ配信をしたい方です。発信したい内容があっても、何らかの理由で顔を出せないという方もいるでしょう。Vライバーであれば、表に出るのはキャラクターの姿であるため、自分の顔が知られることはありません。
また、将来歌手や声優を目指しており、自身の声を発信する場所を作りたい場合は、Vライブという領域が活動の場としてぴったり。
話すことが好きな方や、在宅ワークで空き時間を確保しやすく、配信に時間を割きやすい方も、Vライバーに向いていると言えます。
Vライバーに限った話ではありませんが、ライブ配信はリスナーとコミュニケーションをとることで人気を高めていくため、話すのが苦手な場合はそもそも向いていないでしょう。
また、配信を通じた収益化を目指す場合は特に、継続的に配信をしないとリスナーの印象に残りにくく、人気を高めることができません。
ポイント
Vライバーになるには、事前準備や手順を把握するだけではなく、自身の適性も理解しておくといいでしょう。
まとめ
顔を出さず、キャラクターを使ってライブ配信を行うのが特徴のVライバー。配信するアプリを選択し、キャラクターを設定すれば誰でも簡単に配信することができます。
Vライバーとして活動していくうえでは、配信部屋や機材を用意し、リスナーの意向や自身の性格・趣味にマッチしたキャラクターを選ぶことが重要です。
加えて、Vライバーとしての適性に自身が当てはまっているか客観的に分析し、そのうえで配信を開始することが大切です。