配信ノウハウの習得や先輩ライバーの配信から学ぶ機会など、ライバー事務所への所属は配信活動における大きなメリットとなります。しかし、ただ所属したいと考えるだけではなく、ライバー事務所に所属するための流れをしっかり把握しておくことも重要です。
今回は、ライバー事務所における「面接」にスポットを当て、なぜライバー事務所に面接があるのか、面接から所属後までの流れも踏まえて解説します。
なお、ライバー事務所の面接に関しては、以下の記事でも解説しているのであわせて参考にしてください。
「ライバー事務所の審査に落ちた」再チャレンジは可能?受かる方法は?
1.なぜライバー事務所の所属には面接が必要なのか
ライバー事務所の面接は、単なる選考ではありません。
配信者を目指す方の将来像を描き出すための場であり、ライバーとしてどのように成長したいのか、事務所所属のライバーとしてどのような目標を掲げているのかを聞き出すことが目的です。
さらに、ライバー事務所は、単に配信能力だけを評価するわけではありません。
ポイント
活動時間帯や配信頻度、報酬に対する考え方、コミュニケーション能力、事務所との理念や価値観の合致など、配信者との相性も慎重に判断します。
これは、事務所とライバーが互いに支え合い、共に成長していくための土台となるからです。
また、単純に人柄を見極め、事務所との相性が良いかどうかを確認する目的もあります。面接を通して、ライバーの人柄やコミュニケーション能力、協調性などを評価することで、事務所とライバーが共に歩んでいく上で大切な要素を判断します。
2.ライバー事務所の面接に関する流れ
ここでは、ライバー事務所の面接における流れについて、面接前・面接本番・面接後のセクションに分けて解説します。
2-1.面接前の流れ
ライバー事務所の面接を受ける前に、まずどの事務所にアプローチするかを決めましょう。インターネット検索やSNSを使用し、規模や評判を調査したうえで所属したい事務所を決めるのがおすすめです。
所属したいライバー事務所が決まったら、応募の連絡をしましょう。事務所の公式サイトや公式LINE、各種求人媒体などから応募することが可能です。
応募が受理されたら、事務所から次の指示が来ます。アプローチ後そのまま面接に進む場合もあれば、書類選考を経て面接になる場合も多いでしょう。
ポイント
ライバー事務所に提出する書類には、個人情報やライバー活動の経歴、配信頻度や今後の目標について記載すべきです。
2-2.面接本番の流れ
面接当日は、過去の活動歴や理想とする報酬額、ライバーとしての将来像など、さまざまな質問をされます。
注意ポイント
書類選考を経て面接を受ける場合は、書類に記載した内容と回答の内容が大幅に変わることがないよう注意してください。
また面接時は、活動開始時期や、普段どれぐらいの頻度で配信ができるのかなど、実際に所属になった場合を想定した質問をされることもあります。
当サイトに掲載しているこちらでも、面接で聞かれるポイントに触れているので、参考にしつつ面接本番対策を進めましょう。
2-3.面接後の流れ
面接後に採用の連絡が来た場合は、できるだけすぐ返事をするようにしましょう。複数の事務所の面接を受けている、本当にこの事務所でいいか迷っている場合でも、できるだけ返事はするよう心がけてください。
注意ポイント
返事をせず後回しにしてしまうと、せっかくの採用が見送られる可能性があります。
採用の連絡を受け、晴れて「所属」となった後は、契約書の締結や活動方針の打ち合わせを行うのが一般的です。
ただし事務所によって異なる可能性もあるため、事務所所属のライバーとして活動を開始するタイミングやアカウントの準備をどう進めるか、事務所と齟齬のないよう話し合いを進めましょう。
まとめ
ライバー事務所の多くは、希望者の将来像や相性をを確かめる目的で面接を実施しています。面接をパスし、事務所所属のライバーになるには、事務所がどういった目的で面接を実施しているのか理解しつつ、事務所ごとの特性を理解したうえで対策を取ることが重要です。
また今回は、面接前から面接本番、面接後の流れについても解説しました。実際にライバー事務所への所属を検討するうえでどう行動すべきかが明確になるので、ぜひ参考情報としてお役立てください。